文化祭を終えて・・・
みんなの中でみんなが変わっていくために・・・
11月1日(土)、一宮北学園文化祭を行いました。
今年の文化祭テーマは「一心響音~さらに強める134に人の絆~」でした。その言葉どおり、みんなの気持ちが一つになって会場中に響きわたる素晴らしい文化祭になりました。
生徒会執行部によるオープニングからはじまり、中学生の英語スピーチでは、会場を一つにする楽しい雰囲気づくりや自分の思いや考えをしっかりと伝える姿に成長と自信を感じました。
低学年・中学年による音楽劇では、明るく元気な声と言葉一つ一つに感情を込めて一生懸命に演技をする姿がとても印象的で、多くの観客に笑顔と感動を与えてくれました。
高学年の合奏や合唱では、それぞれの個性や工夫が光り、とても素晴らしい発表になりました。
中学生の合唱は、声の響きや表情から日々の練習の積み重ねがよく伝わってきました。
また、一宮北学園全校合唱では、小学生と中学生の声が一つになり、まさに「一心響音」のテーマを体現していたと思います。
そして、最後の吹奏楽部の演奏は圧巻でした。曲に思いを込めて体全身で演奏する姿、会場全体が美しい音に包まれました。
どの発表からも素晴らしかったというだけでなく、「みんなで協力すること」「人の心にひたむきに何かを届けようとする姿勢」そうした大切なものを感じることができました。誰かが頑張ったのではなく、誰もが頑張った文化祭でした。
改めて、行事の中で子どもたちが大きく成長する姿を見ることができました。「最初からみんなで本気になって取り組むこと」「協力することの難しさ」「団結することの楽しさ」「○○したいだけではいけないこと」など、子どもたちは多くのことを学び、成長しています。
子どもたちの未来のために一番大切な力、一番必要な力とは、一体何だろうと考えます。それは、目に見えない力であり、腕力よりも学力よりももっと大切な力のように思います。それは、きっと何にでも前向きに取り組んでいく力、心に思いながら行い続ける力なのかもしれません。この文化祭の「練習」の中にその力をつける機会があったように思います。この体験をこれからの生活に活かして、みんなで「繋げる笑顔 輝く一北」にしていきましょう。
毎日、一生懸命に練習を重ねてきた児童・生徒のみなさん、いつも温かく見守っていただいている保護者の皆様、会場に来ていただいた地域の皆様、日々指導していただいた先生方、全ての人の心が響きあった素晴らしい文化祭になりました。ありがとうございました。